留学&キャリアとしての留学カウンセラー

留学の全てを知る留学仕事人の得する留学情報、業界動向、留学カウンセラーになるためのノウハウ等の解説

アジア版エラスムス計画

今朝の新聞の一面に「留学生交流5年で5000人 日本主導 アジア5,6カ国参加」という見出しの記事が掲載された。

日本主導でアジア・太平洋地域で単位互換制度を中心に大学生や教員の交流を進める計画で、日本、中国、韓国と東南アジア諸国間の大学間で来年秋にも試験的に事業を開始するそうである。

1987年から始まったEUの元祖エラスムス計画は現在、約30カ国の約2000校、学生約15万人と教員約2万人が参加する規模になっている。(欧州における高等教育に関する動向について>>>

記事では12月に行われるASEANで福田首相が各国に参加を呼びかけるとしている。

EUと違って、相当難しい問題が山積していると思うが、ここは是非、日本がイニシアティブを取って、このような計画をどんどん進めていってもらいたいと思う。ただその前に、日本の大学の国際化を猛ピッチで進めていく必要があるけどね。

insularな日本の若者

最近良く海外からの学校代表者との話で、日本の留学マーケットについて話す。そんな時よく自分の実感として「最近の日本の若者は以前より覇気が無く、マインドが内向きになっている」と話す。

先日もロンドンの英語学校のディレクターとにそのことを伝えたら「日本の若者がinsular(島国根性の、狭量な、閉鎖的な)になっているという分析は面白いね」といわれた。

先週、TBS報道局の方と話す機会があった、やっぱりこのことを伝え「日本の若者をもっと元気付けて、どんどん海外出るような番組を作ってください」とお願いした。

偶然にもその翌日の日経新聞に「海外旅行 若者は敬遠」という日経産業地域研究所の消費者調査の記事が出ていた。

調査の中で海外旅行への当面の参加意向を尋ねたら20代の若者44%が「行くつもりが無いと答えたそうだ。(特に男性は52%!)

言うまでも無く日本は小さな島国だ。いくらWebやCNNで世界の動向らしきものが垣間見れるとしても、それはメディアのフィルターを通ったほんの一部のものにしか過ぎない。一歩日本の外に出ると、たとえそれが近隣の国であっても、映像や文字だけでは決してわからなかった事実がわかるし、体験ができる。

その体験の価値というのは、日本の若者にとっても将来の日本にとっても計り知れないインパクトがあると思う。

是非、貧乏旅行でもいいので、若者にもっともっと海外に出て行ってほしい。

語学学校の割引キャンペーン

この4・5年前から語学学校の授業料などの割引キャンペーンが多くなってきている。特に昨年あたりから数が増えてきた。

現在、うちの会社のサイトでも12校もの学校からの割引情報を載せている

多くは比較的長期間申し込むと追加数週間分の授業料が無料になるというものだ。つまり長く申し込めば得になるようにして、学校にとって利益が大きい長期申し込みを増やそうということである。変わったところではi-PodやラップトップPCがもらえるキャンペーンもあった。

割引があることは、留学希望者にとっては歓迎すべきことだが、問題はこの手の割引をする学校の数が非常に多くなったことと、このようなキャンペーンが殆ど通年を通して行われていて、正規料金のときのほうが少ないような学校もあることだ。過当競争は健全な姿ではないだろう。

学校がこのような割引をするのは理由がある。ようは競合校に対しての価格優位性をスポットで上げたい、集客が思うように行かない状況を打破したい、特定マーケットの学生を増やしたいなどがその理由だろう。

現在どの学校でも日本人学生が減っている。なので特に日本においては、この手の割引が多いようだ。日本人留学生を1人でも多く増やしたい、われわれ留学カウンセラーにとっては、これって結構悲しいことかもしれない。


Education UK updateセミナー

先日、ブリティッシュカウンシルで留学エージェント向けに行われたEducation UK update seminarに参加した。

主な内容は以下
・英国で導入中の新たなポイント・ベースビザシステムの中の来年稼動されるTier4の留学生関連の部分についての説明

・留学後の英国内での就労が一定条件化の元で2年間可能になったこと("Post Study Work" as part of Tier 1 of the points-based scheme)

・留学アドバイザーに超オススメの英国高等教育機関情報サイト Unistatsサイトについて

・ロンドン版スイカ/パスモであるOysterカードについて

・先日このブログでも紹介したIELTSについての最新情報

・日本におけるブリティッシュカウンシルの活動や役割についてのおさらい

・今後稼動させるサイト内のAgent Zone(エージェントDBにもなる)についての紹介

・ブリカンが独自に行ったシニア留学マーケットについてのリサーチ結果紹介

などなど、ためになる内容が盛りだくさんのセミナーであった。21世紀に入って、どの国も留学生招致に熱心になり、各国の政府機関の担当部署も、このような留学エージェントサポート活動を積極的に行ってきている。(アメリカだけはあまりその兆しが無いが・・・)

日本も今年、福田総理がぶち上げた「留学生30万人計画」達成のための手段として、日本版ブリティッシュカウンシルを海外の主要留学生供給国に作ればどうかというような意見も話し合われているようだ。

留学生招致を考える上で、はずせないポイントとして留学エージェントサポートをさまざまな政府が真剣に考えてくれる世の中になったことは、80年代にいかがわしい機関としてエージェントが見られていた時代を知る筆者としては、非常に嬉しい限りである。


友人学校経営者の引退

昨日、カナダのPLIという学校を経営していた友人Robynからメールが届いた。

メールのタイトルは「FYI-interesting development」。
実は彼女と共同経営者の夫のBobaは、今年1月に自分の学校を、KAPLAN Aspectという大手教育機関に譲って、業界はあっといわせた。

彼女らが作った学校PLIは、バンクーバーで最も歴史のある学校の1つで、10年ほど前にトロント校もオープンして、質がいい学校として、世界中のエージェントから慕われていた。

Robynは現在のカナダの英語学校連盟の元になったCLCという団体の会長をとして活躍していた。

私も10年以上前から、縁あって親しくさせてもらっていて、彼女らが来日した際は、自宅に招待したりもしていた。また私がバンクーバーに行った時は、彼女らの邸宅(凄く大きかった!)に訪問したりもした。(そういえば前回会ったのは、モントリオールのカンファレンスの時だった)

日本人以上にワーカホリックだった彼女が引退なんて・・・・ 寂しいけど、自分がここまで育てあげた学校を譲って、早期引退。やっぱり「欧米か?」。彼女らのこれからの人生に幸多からん。 
PLI

−−−−−−彼女のメール(一部抜粋)−−−−−−−−−−
Friday was a very, very odd day for Boba and me. It was our
last day at PLI and we are now officially retired!

Thursday evening we had drinks with the PLI Vancouver staff
and they presented us with a PLI diploma for 1040 weeks of
super intensive English (20 years X 52 weeks). A nice evening.

Friday was a bitter-sweet day as we packed up the office and
received many visits and emails from various staff. Pleasant
to see so many flowers and cards outside of a funeral!!

Tuesday is a national holiday here (Canada Day) and many
people are also taking off the Monday to make a rare 4-day
weekend. The current mood is festive with so many people on
holiday and the sunny weather finally upon us. Wednesday is
when we will probably finally realize that our lives truly
have changed. It may be tough at first to lead unstructured
lives, but if we work diligently I think we can master it!

I know that I will no longer have to agonize over whether to
get a Blackberry or, when I book a hotel room, check first for
high speed internet over other amenities. Some of our future
plans are fixed, some are quite unstructured. Probably lots of
unexpected things that we cannot foresee just now will unfold.
I will miss seeing many of my conference buddies; however, the
changes probably won’t hit us right away.

What I do know for now is that the weather is brilliant, we
are experimenting with various different types of champagne
and that all of Canada will be setting off fireworks to help
us celebrate on Tuesday night.

You can’t beat that for starters!

Warm regards,

Robyn Inman
FORMER International Director



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Appendix

留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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