留学&キャリアとしての留学カウンセラー

留学の全てを知る留学仕事人の得する留学情報、業界動向、留学カウンセラーになるためのノウハウ等の解説

留学カウンセリングの進め方

今回は、前回お伝えしたJAOSの認定留学カウンセラー候補向け、スクーリングでの私の講義の内容を紹介したいと思う。
JAOS講義TH

講義のお題は「留学相談の受け方/留学カウンセリングの進め方」であった。
私は、以下のようにまず骨子を作って、話す内容のポイントを絞った。

1 留学カウンセリングについて
?何のために留学カウンセリングをするのか?カウンセラーから見る留学相談の役割とは?
?相談者にとって「いい留学カウンセリングとは」
?相談者にとって「よくない留学カウンセリングとは」

2 カウンセリング前の準備
?相談者個人情報の把握(年齢、学歴、職歴、海外渡航歴、留学体験の有無、語学力など)
?カウンセリング内容の把握(どんな疑問を持ち、何を知りたいのか、相談したいのか)
?相談者の留学目的の把握(Why留学?)
*カウンセリングカルテ(相談シート)の活用
?上記を元にいくつかのアドバイスシナリオをイメージする
?必要な情報は準備・確認をしておく

3 カウンセリングの進め方
?導入(挨拶、アイスブレーク、ラポールを作る)
?情報確認&追加収集(質問力が重要。シナリオを意識しながら聞いていく。)
?シナリオ修正(知識と経験と知恵を総動員。?に基づきベストなシナリオを作る)
?カウンセリング&アドバイス(?に沿ってシナリオを提示。脱線や余計な回り道をさせない。)
?留学実現までのステップの確認と提示

●ここで実際の留学エージェントの初回モデルカウンセリング例を説明

4 留学目的別カウンセリング例
?海外の大学進学を考えている高校生のケース
?大学生の休学留学のケース
?社会人女性のステップアップ留学のケース
→ この3つのパターンについて、カウンセラーが留意する点とアドバイスのポイントを、細かく指導した。

1時間10分の講義だったが、最後のカウンセリング例の部分は、参加者に前半の講義を踏まえて、自分ならどうするかを回答してもらってから、模範解答を教えるようにした。

より良い講義ができるようこれからも頑張りたい。

留学カウンセラー養成講座スクーリング

この週末2日間で、JAOS認定留学カウンセラー講座を修了者向けの、JAOS主催のスクーリングと認定試験が行われている。

私も前回から、講師スタッフとして参加していて、今回は「留学相談の受け方(カウンセリングの進め方)」というコマを受け持った。1時間10分で、留学カウンセリングの進め方をなるべく具体的に、そして実践的に学んでもらえるように講義した。
JAOSテキスト

今回の参加者は、前回より少なめの30人で、現役留学カウンセラーが3名いたが、あとは大学職員や、一般の社会人の方であった。

受講料は2日間で45000円で、このスクーリングとその中で行われる試験の結果を元に、認定が審査されるので、皆とても真剣で、講師としてもやりがいがあるセッションになった。

因みに以下が、スクーリングのスケジュールである。

8月23日(土) 1日目

10:00〜10:15 受付
10:15〜11:15 アイスブレーカー※ 服部まこと
11:15〜12:15 留学カウンセラー概論 服部まこと
12:15〜13:25 昼休み
13:25〜15:55 概論:留学相談の受け方 星野達彦
ワーク:メンタリングProfessional
としての心構え 藤延芳子
15:55〜16:10 休憩
16:10〜16:25 試験の説明
16:25〜17:45 筆記試験

終了後、 懇親会

8月24日(日) 2日目

9:15〜9:30 受付
9:30〜10:50 トラブル対応 藤延芳子
10:50〜11:00 休憩
11:00〜12:00 海外留学の危機管理 服部まこと
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:10 留学カウンセラーのキャリアデザイン 富田勇一
留学カウンセラーのキャリア体験談 三橋昌恵 上奥由和
14:10〜14:15 休憩
14:30〜17:30 グループワーク

ハイライトは2日目に行われるグループワークで、6人1グループになってもらって、「今までに無いような留学商品の開発」「もし日本政府が留学送り出し30万人計画を決めたら・・・」などのテーマから1つ選んで、グループでまとめ、模造紙などを使い、他のグループにプレゼンをするワークだ。グループメンバーは前日に発表される。まとめる時間は1時間半ほどだが、皆とても一生懸命作業に取り組み、毎回素晴らしいプレゼンをしてくれる。

次回のスクーリングは10月ですでに50名近くの参加が予想されている。また、留学カウンセラーの卵達に、留学カウンセラーという仕事の素晴らしさをお話できるのを楽しみにしている。


留学センターのプロモビデオ

私の職場にSethというアメリカ人がいる。彼はシアトル出身で、大学時代日本の大学に交換留学生として在籍して、卒業後日本にJETプログラムで戻り、その後役所に勤めてから、うちに入ってきた。

うちでのメインの仕事は、留学英語講座やオリエンテーションの運営なのだが、彼は元々写真を勉強していたこともあり、アーティスティックなタレントが凄くある。現在、とても面白いデジタルコンテンツを作ってくれている。

今日はそんな彼の作品を一つ紹介したい。我が留学サポートセンターのプロモビデオである。40過ぎの私たちでは考えられない、感性で作られたポップな作品で、トップページに入れてしまった。(因みにこのサイトの殆どのコンテンツは私が考えている)

是非ごらんあれ。 サイトはここから>>>

世界の語学留学市場の行く末

先日書いた業界紙Language Travel Magazine最新号の第一特集は「Taking the industry’s pulse」。つまり語学留学業界が今後どのようになっていくか?という非常に興味あるものだ。

What are the longer-term prospects for the language travel industry? Good – according to industry professionals and research analysts, although some expect a change in the way products are delivered or the languages that will be in vogue

結論から言うとこの記事では、今後、世界的に見ると語学留学市場は今より大きくなるとしている。

以下がその理由の主なものになっている。
1)Non-English outlook: 英語だけでなく、非英語言語を学ぶ人の増加

2)Reasons behind English study: 英語を学ぶ動機がもっと強くなり、英語留学も増加するだろう。
因みに私もインタビューを受けて、コメントが以下のように記事で取り上げられている。
Tatsu Hoshino, Executive Director of Global Partners Education Network in Japan, agrees with this prognosis and says that he has witnessed a change in reasons for studying English abroad. “Previously, self-development factors such as having a cross-cultural experience and/or making international friends were major motivations,” he says. “Recently, more realistic factors such as ‘using language skills to jump-start a successful career’ are popular.”

3)Government intervention
以前書いたスペイン政府の奨学金やサウジアラビアの奨学金について

4)International education at home
海外の大学や教育機関のアジアやアラブなどの分校が増加する。

などなどの理由を挙げている。

少子化や、若者の海外旅行離れなど、ここ数年、留学熱が冷めてきている日本だが、このような世界的な流れを受けて、海外で学ぶ若者が増えてくることを願ってやまない。

agents speak out

このブログでも何度か紹介している業界紙のLanguage Travel Magagineに「Industry issues - agents speak out」というコーナーがある。

今旬な業界の話題について、世界のエージェントのエキスパートの意見を聞くという企画だ。私も何度か、取材を受けたが、今回の最新号でまた記事が出たので紹介する。

今回のお題は「Q. How might the new UK visa system affect bookings? 」

私の返答は
Tatsu Hoshino, Execu-tive Director, Global Partners Education Network, Japan
“I do not think the new visa system will affect bookings much from Japan. First of all, studying in the UK is rather expensive to us so an additional UK£10 (US$20) does not make much difference anyway. Secondly, we do not have many problems entering the UK so far so the new visa system [will not affect us]. On the other hand, quality linked visa issuance may have a good effect. Lately we see some [visa factory] schools in the UK and they are harming the reputation of the UK because their delivery is not satisfactory. This is surely not good for the entire language school industry in the UK. I expect the new visa system would drive away these schools in the long run.”

私の他にロシアとブラジルのエキスパートが意見を披露していたが、やはり£10が大きなインパクトは与えないだろうということであった。

詳しくは以下のこちらのページの中ほどを参照してほしい

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Appendix

留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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