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留学希望者のトレンド? 留学希望国その1「語学留学」

「留学プランネット」は、留学希望者がフォーマットに従って自分の夢の留学についての基礎データ(留学目的、予算、期間、希望国など)を入れると、アルクと契約をした多くの留学エージェントのカウンセラーが、その希望に沿った留学プランを無料で送ってくれるWebサービスだ。

この留学プランネットの昨年利用件数4206件のデータから、日本人留学希望者のトレンドを紹介したいと思う。

今回は第2弾「留学希望国」のその1、語学留学だ。

語学留学の留学先国

語学留学は、2009年は前年に比べて件数で28%減少している。そんな中で中国のみ増加。英語研修先で見ていくと、イギリスが構成比を大きく伸ばしているのが目立つ。

▼語学留学の留学先国2009年

アメリカ: 441件 19.3%
カナダ:  332件 14.5%
オーストラリア:258件 11.3%
イギリス: 254件 11.1%
ハワイ:  175件 7.7%
ニュージーランド:158件 6.9%
東南アジア:116件 5.1%
フィジー: 89件 3.9%
アイルランド:66件 2.9%
マルタ:  50件 2.2%
南アフリカ:21件 0.9%
中国:   96件 4.2%
韓国:   95件 4.2%
フランス: 46件 2.0%
スペイン: 35件 1.5%
ドイツ:  29件 1.3%
イタリア: 19件 0.8%

1位は日本にとって一番なじみが深い、そして世界一の経済、スポーツ、エンターテイメント大国アメリカ。アメリカの場合大学のオンキャンパスで学べる英語留学のプログラムが格段に充実しているのも、留学希望者にとっては魅力だ。

イギリスは以前から人気の国だったが、以前はポンドが円に対して高く、留学費用の面で非常に不利だったが、この1年で円高が進み、留学しやすい国になったのが躍進の背景にある。



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留学希望者のトレンド? 留学目的

アルクが運営する留学関連サイト「留学プランネット」は、サービス設計時に私も様々なアドバイスをさせてもらった、思い入れのあるサイトだ。

このサイトは、留学希望者がフォーマットに従って自分の夢の留学についての基礎データ(留学目的、予算、期間、希望国など)を入れると、アルクと契約をした複数の留学エージェントのカウンセラーが、その希望に沿った留学プランを無料で送ってくれるWebサービスだ。

単純な留学エージェントの資料請求などのサイトは多く存在するが、留学希望者の希望に沿ったプランを提案してくれるサイトはここだけである。

さてこの留学プランネットの昨年利用件数4206件のデータから、日本人留学希望者のトレンドを紹介したいと思う。

留学プラン作成依頼・留学タイプ別

全体の利用状況では2008年に比べて25%減の4,206件。いずれの留学タイプとも前年より件数を減らしている。

語学留学:      38%
大学・大学院留学:  16%
専門・おけいこ留学: 14%
ワーキングホリデー・ホームステイ: 11%
インターンシップ・ボランティア:  6%
小中高留学&親子留学: 12%
タイプが決まらない人向け:3%

やはり語学留学の希望者が一番多い。これは語学留学は基本的に「お金と時間」があれば基本的に誰でもできるハードルの低さが要因で、今や語学留学の大衆化や旅行商品化が進んでいる証だと思う。
大衆化が決して悪いことではなく、語学留学でもいいので多くの日本の若者が語学力や国際感覚を身につける、いい機会としてほしいと願っている。

大学・大学院留学の内訳を見ると2年前の統計より、大学院留学の希望者の比率が3ポイントほど上がっていた。これは世界で通用する専門知識を習得しようと考える人たちが以前より増えていることを示していると思う。「本物志向」「専門志向」こ表れではないか?

ワーキングホリデイや長期のインターンシップも前回より比率を上げている、海外で働きたいというニーズや費用の関係で留学は予算的に難しいけど、海外で1年ぐらい暮らしてみたいというニーズが確実に上がっているとのことだと思う。



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日本人留学生受け入れ主要国政府機関留学担当者との情報交換

先週、錦糸町のAIG研修センターにて毎年恒例となった JAOS/FGER ミーティングが開催され私も参加した。
FGER側、JAOS海外留学協議会側からそれぞれ、留学動向の発表があり、活発な情報交換が行われた。

FGERとはForeign Government Educational Representative の略称で日本人留学生受け入れ主要国政府機関留学担当者のネットワークのこと。アメリカ大使館文化広報部、同商務部、日米教育委員会、オーストラリア政府国際教育機構、アイルランド政府商務庁、ブリティッシュカウンシル、カナダ大使館の留学担当官が参加している。

FGER側からは各国の教育機関が出している留学生受け入れに関する統計の数字や前年度の留学プロモーション活動と結果と今年度の予定を発表してもらった。

このブログでもそのような情報が入手でき次第お知らせしているように、残念ながらどこの国でも日本人留学生の減少トレンドを示す統計数字が出てきた。

今回発表があった日本人留学生数統計を簡単にまとめてみる。

アメリカ:29,264人(△13.9%)全留学IIE2008/2009統計
英国:5,235人(△14%)高等教育機関への留学 2007/2008 
カナダ:3,630人(△16%)学生ビザでの留学 2008年
オーストラリア:12,465人(△6.3%)学生ビザでの留学 2009年

お分かりのように、調査年度や対象となる留学の種類は違うので数字的なものはそれを考慮して考えないといけないが、総じて日本人留学生の現象トレンドが見て取れる。

私が深刻だと思うのは、これは全世界的なトレンドではなく日本だけの傾向だということだ。中国人、ベトナム人、インド人、トルコ人、サウジアラビア人などの留学生は、おおよそどこの国でも増えているし、韓国人もそんなに数字を落としてはいない。

今回ここ数年にわたるこのような傾向の打開策をJAOSとFGERの間で考えていこうという流れになり、今後はJAOSとして各国に対して、留学プロモーション施策を提案していくことになった。

今政府でも進めている「留学生受け入れ30万人計画」をただの受け入れだけでなく、送り出しもしっかり力を入れるべきとの声も国内大学などからもあがってきている。

今後は政官民学が一体となって、日本の将来のためにも留学/教育交流を進めていけるよう、JAOSとしても日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)としても個人としても協力して頑張っていきたい。



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Web版13歳のハローワークに出ました

昨年立ち上げた、私が代表幹事を務める、日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)もおかげさまで現在300人近い会員を有するまでになりました。
留学カウンセラーの認知度も少しずつ上がってきたようです。

村上龍氏の「13歳のハローワーク」が現在改訂中ということはご存知ですか?

そのWeb版を運営している会社から「留学コーディネーター」の部分に関して執筆依頼があり、今回私が執筆したものが当該サイトにアップされました

「こうすればなれる留学カウンセラー」という本を出したので依頼が来たようです。

この原稿の中で、私もかかわっている「一般社団法人JAOS海外留学協議会認定留学カウンセラー」制度や日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)にも触れられたので、良かったと思ってます。

また最後に「こうすればなれる留学カウンセラー」の宣伝も入れてもらえました!

ここ数年、海外旅行同様留学生の数も減少気味ですが、日本の国際化のためにも、日本の若者や社会に活力を与えるためにも、もっともっと留学が増えるよう、今後も様々な活動をしていきたいと思います。



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留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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