留学&キャリアとしての留学カウンセラー

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9月のロンドンは業界イベント目白押し

前回のブログで4月に行われるIALCのWorkshopの招待メールが届いたことを書いた。

最後の部分に他のイベントの招待も来ていることに触れたが、今回は毎年9月前後にロンドンで行われる、業界のイベントについて書いてみたい。

Alphe London Workshop (今年は8月31日から3日間)
業界誌「Study Travel Magazine」を発行するHothouse Mediaが主催する、学校とエージェントのマッチングイベント。

■LTM Star Award (9月1日)
同じくHothouse Mediaが毎年主催する、各国のエージェントや学校の賞の発表会。
昨年のイベントの模様はこちら>>>

Study World (9月3日から5日)
English UKが主催する業界イベント。イギリスだけでなく世界中から学校やエージェントが集まる。


今月届いたStudy Worldの招待状。

FELCA AGM
世界留学エージェント協会連盟であるFELCAの年次総会。日本からはJAOSから代表者が参加する。

この他に今年は私の知人Timothy Blake氏が経営するThe London School of Englishが創立100周年ということで、その100周年記念パーティーにも招待を受けている。

他にもロンドン近郊の学校数校から視察に来てほしい旨のリクエストも多く、今年はオリンピック直後(パラリンピック開催中)のロンドンに行くことになりそうだ。


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バーチャルで参加できるエージェントワークショップ

このブログでも留学エージェントと受け入れ学校のマッチングイベントであるAgent Workshopについていろいろ紹介してきた。

有名どころはICEFとAlpheで、世界各地でWorkshopを開いている。

今回はそんなWorkshopのバーチャル版の紹介をしたい。
その名も「Virtual Agent Workshop」。ちょっと前にネットの世界で流行ったMy Spaceに似たサイバースペースでのWorkshopだ。

私のネットワークからこのWorkshopの紹介を受けて、まだ私も実際に使っていないのだが、内容をよく見るとなかなかよくできている。

バーチャルといっても、実際は参加希望学校とエージェントがWeb上の予約システムを使ってWebでのビデオチャットのアポを入れて、その時間にビデオチャットするというもの。

ただ複数人向けにWebビナー(Web上で行うセミナー)ができたり、学校パンフや資料をダウンロードできたりする仕組みもある。

詳しくは下記の紹介ビデオを見てほしい。

Virtual Agent Workshop from Virtual Solutions on Vimeo.



この業界もついにここまでの仕組みを提供する会社が出たかと、驚きと嬉しさを感じたとともに、留学エージェントビジネスももっともっとネットのテクノロジーを使ったビジネスモデルを作っていかなければと思った。



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世界語学学校協会(IALC)からのWorkshop参加招待

昨年4月に上海で行われたIALC(世界語学学校協会)Workshopに参加したことはこのブログでも報告した。

最近IALCから今年4月にTorontoで開催されるWorkshopへの招待メールが届いた。

実はこのTorontoのWorkshop開催にはちょっとした事件があった。
そもそもIALCのWorkshopの開催場所は、100校以上の加盟校の学校がある都市から決まる。

都市を決めるにあたっては、?招待するエージェントが来てくれる都市か(都市の魅力や、エージェントからのアクセスなど)、?そのWorkshopをホストする学校がるか、?以前のWorkshop開催都市との兼ね合い、?他の会員学校の賛同などが考慮されて決まる。

アジアやヨーロッパや南アフリカなどのWorkshopが何年か続いたので、今回は久々の北米開催となったわけだ。
それも今回のホストは、IALCが協会設立当初からの加盟校である、カナダの老舗校LSCがホストのはずであった。

上海でも、私の長年の知人でもあるLSCのオーナーのDavidから、私も散々参加の勧誘を受けていた。

ところがそのLSCがECという中堅の英語学校チェーンに買収されてしまったのだ。ECはマルタベースのチェーンで最近、積極的に各国の語学学校をM&Aして急成長している。

そのECはIALCには加盟していないので、あそこまで宣伝していた2012年のトロントでのIALC Workshopはどうなるんだと思う前に、同じカナダでIALCに加盟するTomwoodという学校がトロントでIALCをホストすることになった。

ということで最終的にはホスト校が変わっただけで、表面的には混乱もなかったが、内部では調整など大変だったようだ。

これを書いているうちに、9月にロンドンで開催されるStudy World、4月に東京で行われるQuality EnglishのWorkshopの招待も届いた。

今年も忙しい年になりそうだ。

ーーーーー以下がIALCの招待メールーーーーーーーーーー

Dear Colleague,

The 2012 IALC Agent Workshop is taking place in the major study travel destination of Toronto, at the luxurious Westin Harbour Castle Hotel overlooking Lake Ontario, from 19 to 22 April. We and our host school, Tamwood Language Centres, invite you to do business with IALC schools and enjoy first-class hospitality and entertainment.

The 2012 IALC Workshop is the perfect place to:

Meet and do business with owners/directors of over 100 quality-assured language schools from 90 worldwide destinations
Source top-quality language and educational programmes in English, Chinese, French, German, Italian, Japanese, Portuguese, Russian and Spanish
Network with international colleagues and industry partners
Enjoy 3 nights’ fabulous accommodation, first-class dining and unforgettable evening events
Attend industry-specific seminars focussing on work and study in Canada

We’re also offering optional post-workshop fam trips to IALC schools in the Canada and the USA , a companion programme and add-on tours of downtown Toronto and Niagara Falls.

IMPORTANT: Places at the 2012 IALC Workshop are in strong demand and limited, so to avoid disappointment please apply now HERE

PRIZE DRAW: Once you have successfully applied and then registered you will be entered each week until the 2012 Workshop, into our prize draw to win a scholarship at Tamwood Language Centres

For more details on the Workshop click HERE or contact us on +44 (0)1227 769007 or by email to workshop@ialc.org

We look forward to welcoming you in Canada this April!

Kind regards,

Miguel Fenton

Marketing Manager
International Association of Language Centres
Lombard House, 12-17 Upper Bridge Street, Canterbury, CT1 2NF, UK

一般社団法人JAOS留学協議会20周年記念フォーラム

H23年12月7日東京のホテルオークラにて、JAOSの設立20周年記念フォーラムが開催され、留学業界関係者、JAFSA代表、政府関係者、海外学校関係者など約100名が集まった。

私もJAOS設立の前から、当時の会社(ICS=現留学ジャーナル)の若手代表として設立準備に携わっていたものとして、この日を迎えられてうれしい限りだ。

当時(1990年前後頃)は、円高やバブルの影響で留学ブームが始まっていた。ただまだ留学業界というものは存在せず、各エージェントがばらばらにビジネスをしている状況だった。

そんな中、悪質なエージェントが出てきて社会問題を起こすなどし、政府なども留学事業者に対して規制をかける動きが生まれそうな状況だった。

その前にきちんとした業界団体を作り、政府からの規制ではなく、自分たちでガイドラインを作って、業界の健全な発展を目指すために先達がJAOSを設立した。


設立当時のJAOS総会  総会後のリクリエーションでまず仲良くなることから始めた。

そんなJAOSも設立20周年を迎え、ホテルオークラで盛大に記念式典を開催できるようになり、感無量である。

  

今回はフォーラムとしてただの式典ではなく、留学エージェントの意存在意義や海外トレンドなどについて、ゲストスピーカーにお話をしてもらう機会を持った。



まず、私も昨年10月までアドバイザーをしていた、北米最大の英語研修機関ELS Language Centersの社長兼CEO、Mark Harris氏から「高等教育機関と語学学校の連携について」のスピーチがあった。


スピーチをするELS社長兼CEOのHarris氏

実はMarkはJAOS(Japan Association for Overseas Studies)という英語表記の生みの親でもある。
当時彼はベルリッツ日本に駐在員として勤務していて、世界のベルリッツへの留学を各エージェントや一般人にセールスをしていた。
その関係でJAOS設立にもかかわっていたのだ。

彼はその後、ベルリッツ本社のある米国に帰任したが、ベルリッツがELSを買収したため、そのCEOになったというわけだ。(その後、ベルリッツは日本のベネッセに買収されたため、ELSはベネッセの孫会社にあたる)

ELSは現在全米50以上の大学キャンパス内で英語研修機関を運営しているので、その経験から大学独自の語学研修だけでなく、民間の語学学校や、留学エージェントを日本の大学も利用するという選択肢をもっと研究するべきと、スピーチしてくれた。

2人目にスピーチしてくれたのは業界誌Study Travel Magazineの発行人でAlphe Workshop主催者のHothouse Media社長のScott Wade氏



彼は「世界での留学生獲得の傾向とそのマーケティングとブランド化」というタイトルで世界の教育機関が留学生を獲得する方法として、留学エージェントと協業していくというトレンドが確立されてきたことを話してくれた。

この後JAOSの会長の山田氏や理事長代行の林氏からの挨拶があり、JAOS草創期に貢献した先輩たちの紹介もあった。

   
理事長代行の林氏  草創期の先輩たち(ICS、ISA、UTS、オセアニア交流センターの創業者)

次に政府機関を代表してカナダの駐日大使から祝辞をいただいた。



その後は各関係者からお祝いのコメントをいただいた。

      
ニューヨーク大学英語コースDirector    アルクの平本社長

       
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)藤延会長  留学サービス審査機構 堀江理事長

       
韓国業界団体KOSAの理事長        JAFSA事務局長高田氏

このように各界から様々な方たちにご参加ご挨拶いただき、素晴らしいフォーラム&式典となった。


懇親会も盛り上がった。初めの乾杯のあいさつはカリフォルニア大学アーバイン校のGelyさん


筆者とELSのMark社長、Mariさん、そして当時のICSの同僚(現RJ役員の加藤さん、AGOS横山代表)

このように大成功でこの式典を終わらせることができ、大変喜ばしく思っている。

ここ数年悪質な留学エージェントの倒産や日本からの留学の減少がマスコミなどに大きく報道される中、設立20周年を迎えたJAOSがその設立趣旨にあるような業界のますますの健全な発展ができるように、今後も皆の力で盛り上げていきたいと思う。





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世界最大の留学エージェントiAEの本部とカンナンのオフィス訪問

12月韓国ソウルを訪問し、前回紹介したiAE GlobalとそのドンであるOJ Kim氏の本拠地に訪問してOJと様々なトピックで話した。


カンナン中心部から少し離れたところにあるiAEの本部。世界の拠点がわかるパネル。

以下のようなトピックをカバーした。
・昨今の日本の留学動向
・韓国の留学動向
・私の独立後の仕事について
・最近のiAEの世界展開と今後の動き


そして今回私が最も聞きたかった、iAEの日本での事業展開について。つまりbeoとの業務提携のいきさつや今までの経過、そして今後の日本展開についてだ。

残念ながらこの内容については、公にできないが、非常に興味深い話がゆっくりできたことだけは報告しておこう。


右はOJの執務室   左は今年彼らがソウルで開催した留学フェアの時のレイアウト図


左はiAEの韓国従業員の集まり  右は業界誌のLanguage Travel Magazine(現Study Travel Magazine)がiAEをアジアNo1エージェントに選んだ時の表彰状


左端がOJ Kim

その後、一緒に海鮮料理屋で夕食を取ったのだが、そこで酔っぱらったOJから以下のメッセージを日本の留学エージェント向けに託された。というのもこのミィーティングの翌週に日本の留学業界団体であるJAOSの年次総会が東京で開催されると伝えていたからだ。

OJからの日本の留学エージェントへのメッセージ

1)
・80年代から90年代にかけて、日本の留学エージェントはアジアだけでなく世界のエージェントのロールモデルであった
・iAEも日本の留学エージェント(特に私のいたICS)をベンチマークにしていた
・しかしこの10年以上日本の留学エージェントは元気がない
・新機軸やイノベーションもまったく打ち出せていない
・自分たちのライバルがなくなって本当にさびしい
・もっと日本のエージェントに元気になってほしい

2)
・日本のエージェントはどうして自分たちの仕事の価値をもっときちんと学校に評価してもらう努力をしないのか?
・日本のエージェントは学校に対して殆どコミッション交渉をしない
・学校は国によってコミッションの設定を変えている
・そのような差別を受けてなぜ何も言わないのか
・もっときちんとコミッション交渉をすべきだ

大まかには上記のようなことだった。
彼の主張がいい悪いは別にして、私はこのメッセージをJAOSの総会の時に皆にシェアした。

私も近代留学エージェントの礎を作った、日本のエージェントが韓国のエージェントのようにもっと野心を持って世界に目を向けて行ってほしいと念願している。

その意味で私にとっても今回のOJとの話は、インスパイアされる部分が大きかった。

翌日、カンナンの繁華街の一等地にあるiAEのテンポに訪問した。中々きれいなお店だった。







今回は久々の韓国訪問とOJとの会談などとても有意義な出張だった。OJとは私も独立のコンサルタントとして今後も情報交換をしつつ何か協業ができればいいと思っている。



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留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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