留学&キャリアとしての留学カウンセラー

留学の全てを知る留学仕事人の得する留学情報、業界動向、留学カウンセラーになるためのノウハウ等の解説

サウジ国王奨学金延長の業界インパクト

アメリカ、カナダなどの留学生の受け入れ機関(学校)を回っているとよくわかるが、ここ最近どの学校でも中国人とサウジアラビアの学生が異常に多い。

中国人の場合は急激な経済発展によるところが大きいが、サウジの場合は間違いなくKASP(Saudi Arabia’s King Abdullah Scholarship Program)と呼ばれる国費留学のおかげだ。

この奨学金は海外の大学の学部や大学院に留学するサウジアラビア人のためのもので、全額支給の上、入学準備段階の語学研修の費用までカバーされる。

当初5年の期限を切って2005年から始まった取り組みだが、今回なんと2020年までの延長が決定された

この決定に現在奨学金対象リストに載っている学校は、もちろん大喜びだ。

なにせこの奨学金のためにサウジ政府は年間1.782 billion EUR(約1782億ユーロ)も使っているという。これは12万5千人の留学生を賄える金額だそうだ。

現在サウジアラビアの総人口の79%が40歳以下で、内36%が15歳以下であるということで、今後留学生送客国としてのポテンシャルは相当大きい。

留学生を増やしたい対象となっている国の学校は、益々サウジアラビア政府の動向から目が離せないし、自分の学校の売り込みに精を出すだろう。




記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking







世界の留学業界関係者が盛り上がる祭典の選考開始

以前このブログでも取り上げた留学業界のお祭りイベントStudy Language Travel Star Awardの選考投票受付が開始された。

このアワードは学校側がよいと思うエージェントをエージェントがよいと思う学校を地域などのカテゴリーに分け投票して、それぞれ一番投票が多かった学校やエージェントを表彰するというものである。

毎年9月にロンドンで世界の語学学校や留学エージェントが集い、優勝者の発表会が行われる。

昨年の発表会&パーティーの模様>>>

先日私にも投票を促すメールが事務局から届いた。(下記参照)

とかく地味とか、まじめなイメージがある留学業界だが、このイベントは皆フォーマルなタキシードやドレスを着て、思いっきり盛り上がる場だ。

特に1か月ほど前に発表される入賞者(学校とエージェント)は、当日はドキドキだが、世界から評価されたことを誇らしげだ。

年に1度の業界の祭典。今年は私も参加する予定にしている。

−−−−以下、投票開始のメール−−−−−−−

Voting for the seventh Study Travel Magazine Star Awards is now officially open!

This is your opportunity to reward some of your respected business partners – agencies vote for educators and educators vote for their preferred agency partners, nominating businesses that they think deserve an award for excellent business performance.

− All voting forms remain confidential
− Up to five individuals per company (not per office) can submit their votes
− Voting forms received without being attributed to a named voter/company will not be counted&
− Responses will be screened to ensure only one response is accepted per person and only five per company
− Any agencies in which schools have an ownership interest, and vice versa, are ineligible to vote for each other
− Please refrain from asking schools or agencies to vote for you if your partnership has not been active in the last 12 months

The last day for voting will be 18 May 2012. A shortlist of the nominees for all categories will be published in the August issue of Study Travel Magazine.



記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking



遂に米国も。留学生高度人材に対する政策

海外の高等教育機関で学位を取得した留学生に対して、卒業後数年間働けるビザを与えて、高度人材をその国内で囲い込もうという政策を各国が力を入れ始めている。

イギリスやカナダは2年とか3年間の就労許可を与える。
日本も経済産業省と文部科学省が「アジア人財資金構想」で優秀なアジアからの留学生に奨学金などを日本の大学で教育し国内企業への就職支援を行っている。

世界最大の留学生受入国のアメリカは以前からOPT(Optional Practical Traning)という制度があり、大学を卒業後1年間の就業許可を与えていた。

今回イギリスやカナダのもっと大胆な優秀な留学生の囲い込み政策に刺激をされたのか、アメリカ政府機関のDepartment of Homeland Security’s (DHS)は新たにSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics) 専攻で学位を取得した留学生にOPTの12カ月に加え17カ月の追加期間の就業許可を与えると発表した。

日本人留学生は他の国の学生と違いSTEM専攻での留学生は多くないが、インド、中国などアメリカに多くの留学生を送る国の学生の多くはSTEM専攻なので、今回のこの政策でまたより多くの留学生がアメリカを選ぶことになるだろう。




記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking








NAFSAの研修「Management Skills in International Education」

アメリカ発の国際教育交流団体のNAFSAが、毎年あるConvensionのPre-conference Workshopの中で、機関の国際課など留学や国際交流を扱う部署マネージャー向けの研修を行う。

研修タイトルは「Management Skills in International Education」

私は「国際教育事業コンサルタント」と名乗っているぐらいだから、まさにここの部分を大学、語学学校、その他留学事業を扱う機関に対して、コンサルをしている。

というわけでどのようなことをやるのか非常に興味深かったのだが、どちらかというと国際教育事業向けに特化した内容というより、一般的な経営やコミュニケーションスキルの研修のようだ。

以下が簡単な内容:
- Take a close, objective look at your own leadership style,

- Take inventory of your natural political skills,

- Conduct an "environmental scan" of the outside forces that may be impacting campus internationalization and study abroad programs, and

- Develop strategies for sustaining yourself as a manager.

Grow in Competence and Confidence
Over the course of 20 hours and seven modules, you'll see what it takes to manage the current challenges in all areas of international education. And you'll come to appreciate that you have what it takes.

国際化を推進するアメリカの大学の国際課の新任部長向けという感じである。

私のコンサルは事業(ビジネス)として留学を考える機関の経営層向けに提供するものなので、大分対象が違うし、おのずと内容も違ったものだ。

ただ、この研修は日本の大学の同様の対象者に是非受けてもらいたいものだと感じた。

また現役留学カウンセラーの方のキャリアパスの一つの選択肢として、部署をまとめる、その事業を発展させる部分に興味を持っている方には、いい研修だと思う。


この研修の詳細>>>



記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking




留学情報が集まる仕組み

留学カウンセラーという仕事をやるには、留学全般の最新情報に常にアンテナを張っているべきだ。

私はJAOS認定留学カウンセラーの養成講座の講師として、講座受講者にスクーリングの時の授業で、どのように最新の留学情報を収集すべきかを話している。

そこで話しているポイントの1つは情報を取りに行くだけでなく、「情報が集まってくる仕組み」を持つことの重要さだ。

たぶんカウンセラーであれば、誰でもブラウザーのお気に入りに、留学関係のサイトをいくつか登録しているだろう。また書店で留学雑誌を立ち読みすることもあるかもしれない。

ただそのように能動的に情報を取りに行くだけだと、自分が気づかない情報にはリーチできない。

ではどうするか?
私は気になる留学サイトやブログをGoogleリーダー(RSS)に登録して更新情報を受動的に受け取っている。

またGoogleアラートで「留学」というワードを登録し、毎日関連情報をGmailで受け取っている。

またEnglish UK、ALTO、IALCなどの団体のNews letterの購読の登録もしている。

最近はFacebookやTwitterからも友人からPUSHで情報が得られるから便利だ。

しかもこれらのサービスは全て無料である。

当然JAFSAやJAOSのメーリングリストからも良質の情報を得ている。

情報が入ってくる仕組みのポイントの2番目は、「まず自分で情報を発信する」ことである。自分の所属する機関の中はもちろん、業界内や、外に向けて情報を発信すると、不思議と良質の情報が集まってくるようになる。

「情報を発信すると情報が集まるようになる」ということは私の自分の経験から言えることでもある。

実際、「こうすればなれる留学カウンセラー」を上梓すると、読者やメディアからコンタクトがが入るようになったし、3年前に立ち上げたこのブログの読者(国内外の個人、留学先機関、政府関係機関など多彩)から、問合せや情報が入るようになった。

最近はFacebookの威力を痛感する。私は現在154人の友人を登録しているが、彼らは東京や地方、また海外の日本人や外国人で、毎日のように有益な情報を提供してくれている。

そして最後のポイントとしては、「Face to faceから得る情報」だろう。私もこれも「仕組み」として情報を得るようにしている。

私が代表幹事を務める日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)は毎月幹事会を行っている。その場で他の幹事から彼らが持つ最新留学情報やトレンドを聞いている。

業界の仲間とは定期的に情報交換をしている。またAlpheやICEFのWorkshopには、たとえばそれが海外で開催されていてもなるべく参加するようにしている。

「情報は量と質が大切」だと思う。
留学のプロフェッショナルとして、このように「量と質」を考えて自分なりの「情報が集まる仕組み」を構築してほしい。



記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking






遂に復活!UC, Berkeley大学付属英語コース

言わずと知れた名門州立大学University of California, Berkeley(UCB)。ソフトバンクの孫さんの母校でもあるパブリックアイビーの一員の大学だ。

アメリカの多くの大学は付属の英語研修機関を持っている。このUCBもかつては人気の英語コースを持っていた。ところが2001年の9/11で、アメリカへの留学生が大幅に減少する中、惜しまれながらUCBは英語コースの閉講を決め、当時アメリカンの英語学校業界やエージェントに大きなインパクトを与えた。つまりアメリカの英語教育業界の衰退の一つの大きな省庁のようになっていた。

そのUCBの英語コースが今年の5月から復活することになった。ご存知の通りアメリカへの留学生はここ5年以上にわたって毎年増加している。
UCBの留学生向けInternational Diplomaプログラムも人気があり、また英語コースの復活となったようだ。

最新のStudy Travel Magazineにビラまで入れて宣伝しているところを見ると、相当力が入っているのがわかる。



ビラによると、アメリカの大学へ行く人がターゲットで、最低でも1学期(3か月)からの受講になる。この英語コースの上級卒業者は人気のInternational DiplomaプログラムにTOEFLなしの入学が可能になる。

UC, Berkelyの英語コース Intensive Academic English Program(IAEP)についての詳細はこちら>>>



記事が参考になったと思う方は、ここをクリック→Blog Ranking







 | HOME | 

Appendix

留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

お小遣い稼ぎ!
スマホでお小遣い稼ぎ!
DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約

Monthly

Categories

Calendar

« | 2012-02 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks