留学&キャリアとしての留学カウンセラー

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韓国大学視察とKC World参加しました

先週1週間で釜山近郊の大学3校の視察、済州島でのKC WorldというConference参加、済州島で進んでいるEnglish Education City内にあるインターナショナルスクールの視察などをしてきた。

釜山近郊で視察した大学は医療や観光学など職業訓練関連の学部に力を入れる大学で、海外姉妹校などへの留学プログラムや海外インターンシップに力を入れている。



以前は留学先として日本が人気があったが、最近は人気が落ちているとのことだった。
視察した大学は、皆比較的施設も新しく設備も素晴らしかった。
日本でもインターンシップの機会があれば、どんどん学生を行かせたいとのことだった。

そして済州島のKC Workshopに参加。
今年のテーマは「Trend & Future of World International Education marketing」

前回のブログで紹介したように、光栄にも日本の留学のトレンドについて講演を頼まれ参加者の前で、最近の日本人留学動向と日本の留学エージェントの実態などについて話してきた。



今回は韓国での開催ということもあり、韓国の大学関係者や留学エージェントの参加と、アジア周辺のエージェント、欧米の語学学校などが中心に参加していたので、日本のテーマは興味を持たれたらしく、講演後多くの方に評価をもらえた。

Workshop自体は、参加教育機関と留学エージェントの30分の個別顔合わせセッションをこなしていく通常のパターンで、今回私も20校近くの学校と話をした。



今回の収穫はやはり韓国の大学の代表者とたくさん知り合えたことで、彼らの留学生政策(インバウンドとアウトバウンドの両方)を知ることができた。
もちろんどこの大学も非常に積極的に留学生の送り出しと受け入れをしている。
やはりどこの大学も過半数が中国人であった。近隣のモンゴルやロシアからも多少来ていて、インドの周辺国やアフリカ諸国からの留学生も、少ないがどこの大学にもいることがわかった。
また、どの大学ももっと日本人留学生を受け入れたいとのことだった。

今回のべニューは済州島のリゾートホテルの中でもトップクラスのLOTTE HOTELで、レセプションやディナーなどの社交の機会も多くあった。



韓国人パワーを感じるのは、このようなイベントの主催を30代の留学エージェントを経営する韓国人の若者が行っているということだ。
彼は世界中の同様なConferenceに参加して、開催地がいつも欧米歳が中心であることから、韓国でアジア中心のconferenceの主催を決意して、実際に今回が2回目の開催である。


主催者のGiljun Yung君と

彼の実行力、企画力を素晴らしいと思うとともに、日本からこの国際教育のフィールドで30代の彼のような野心と実行力を付せ持った人材を排出せねばとますます強く思った。

韓国からではなく、留学交流に関してはアジアでトップを走っていた日本が、本来、このような取り組みを始めないといけなかったと思う。業界人として反省し、挽回に向けて取り組まないといけないと感じている。




韓国済州島のKC Worldに参加してきます

今日、韓国に向けて日本をたちます。

今回はまず釜山で近郊の大学と留学エージェントの視察をして、次に済州島で行われる国際会議KC Worldに参加します。

このイベントは今年で2回目のイベントで、韓国の留学エージェントでもある、私の知人のGiljun君が主催者です。

世界から留学生を積極的に受け入れる大学や語学学校と、それらの機関に留学生を送る留学エージェントなどが集まるイベントです。

初日は業界人が興味を持つような様々なタイトルのセミナーが行われます。
今回、Gikjunからの依頼もあり、私が日本のスピーカーになりました。

「The Trend of Japanese Students and agents」というタイトルで、講演を行います。
(↑講演で使うスライドのデータがこちらのリンクから見れます)

国際会議での講演は久しぶりですが、テーマがまさに自分の専門なので、話しやすいです。

韓国は何度も行っていますが、釜山は初めての訪問、済州島は2回目の訪問なので、とても楽しみです。

韓国の留学エージェントはここ数年、不況などで大変ですが、彼らがどんな工夫で留学マーケットを広げようとしているのか、韓国の大学のインバウンドの受け入れ態勢など、しっかり見てきたいと思ってます。




留学カウンセラーの資格と研修

日本の留学カウンセラーの育成や地位や認知度の向上をライフワークの一つにしている私だが、最近、留学カウンセラーの求人も以前よりずっと増え、この仕事に関してのディマンドも認知度も上がってきていることを喜ばしく思っている。

日本では約4年前に世界に先駆けて、認定留学カウンセラー制度をJAOS海外留学協議会が作った。この資格を取得するための講座はアメリカ大使館、オーストラリア大使館、ブリティッシュ・カウンシル等からの協力もいただいている。そして、この秋に制度の大幅な改定が予定され、さらなる内容の充実化が行われる。

私もこの留学カウンセラー認定を受けるための、スクーリング研修の講師を行っているが、今週末に現制度としては最後となるスクーリングが行われる。
私の持つクラスのテーマは「留学カウンセリングの進め方」で、今から留学カウンセラーの卵である参加者とお話しできるのを楽しみにしている。



さて、世界に目を向けるとJAOSのような留学団体ではなく、受け入れ側の協会などがその国ユニークの留学エージェントスタッフ向け研修プログラムを提供している。

以下、ICEF Monitorでも紹介されていたものをいくつか紹介したいと思う。

The ICEF Agent Training Course (IATC)

The IATC is a professional training course open to agents operating anywhere in the world focusing on any destination market.

世界各地で留学エージェントと受け入れ教育機関のマッチングイベントを開催するICEFの研修プログラム。下記にあるオーストラリアのe-learningの研修プログラムを開発したIT会社との共同開発のプログラムになる。

■The Australian Education Agent Training Course (EATC)

This course is designed to:

Provide education agents with information about the Australian education system and Australia as a study destination, education quality assurance issues, and the Australian visa regulation system;
Keep agents abreast of changes and developments in international education services;
Encourage and support excellence in business service delivery, study and career pathways, and professional development.
Registration is free of charge and the course is delivered online. Those wishing to become Qualified Education Agent Counsellors need to undertake the Formal Assessment of the Education Agent Training Course.

■The Canada Course for Education Agents

Newly produced by the Department of Foreign Affairs and International Trade Canada, in cooperation with CCIEM, ICEF and PIER, the Canada Course equips international agents with accurate and current information about the Canadian education system and how to choose a study programme in Canada.

■New Zealand Specialist Agent Accreditation (NZSA)

To be accredited as a New Zealand Specialist Agent, agents undertake training by Education New Zealand and are then tested accordingly.

■Education UK Agent Training

The British Council has designed a certificated online course for agents by the British Council. This global training programme is delivered and managed in-country.

このように多くの研修プログラムがある。
留学を扱う国全てが同様のプログラムを開発するのは嬉しいが、取扱国すべての研修を受けなくてはならないのは、さすがに大変だ。
現在、留学カウンセラーになりたいと思っている方は、まずJAOSの資格を取り、留学カウンセラーとして必要な情報やスキルを体系的に学んでおくことを推奨したい。

また、日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)の無料のアソシエイト会員になり、勉強会の参加やメールマガジンの購読などで最新留学情報の収集やネットワーキングをしていってもらいたい。





フィリピンの学校15校視察してきました

現在、アジア留学の本を執筆中ということもあり、フィリピンの学校を15校ほど視察してきた。


マニラにあるフィリピン最高峰の学校EEN

ここ数年、年2回ペースでフィリピンに行き、毎回様々な地域の学校を視察して、合計で50校は見てきたと思う。

今回は2年ぶりにセブに行き、セブの学校をメインに視察した。



なぜセブだったか?

それはこの1年で日本資本の学校がセブにどんどん設立されたからだ。
彼らがどのようなオペレーションをしているのか見ておきたかった。また本の中でフィリピン留学を扱う以上、日本系の学校についての生情報を知ることが非常に大切だと思ったからでもある。

ご存知の通り、現在の形態のフィリピンの英語留学は韓国人の発明である。彼らは15年ほど前に、自分たちが理想とする形態の学校を自分たちで設立し、それが源流になって現在のフィリピンの学校がある。当然、韓国人がオーナーの学校が殆どだ。

そこに、ここ数年日本資本の学校ができ始めた。




今回10校以上の日本資本の学校を訪問して得た実感はまだ「玉石混合」「韓国スタイルの模倣+多少の日本人向けチューンアップ」のフェーズかなということだった。一番気になったのが、まだ日本マーケットだけを見ていて、韓国はおろか一切他の国へのマーケティングができていない学校もあったということだ。当然学生は日本人だけであった。

「玉石混合」は日本資本だけでなく、韓国資本の学校にも言えることだが、それなりの競争を経て生き残っている韓国の学校より、できたばかりの日本の学校の方が、学校間の品質の差が激しかった。

前回のブログでも書いたがフィリピンの英語学校は新世代の時代に移行するべき時期にあると思う。

グローバルでの競争をきちんと意識して、グローバルレベルで通用する、品質基準をきちんと各学校が意識していかないといけない。
欧米の学校を中心に600校以上の学校を見てきた私には、フィリピンの学校の品質は平均値でいうと、まだまだ正直最低ランクにある。学校間格差がそれだけ大きいということだ。

その反面、フィリピンが持つポテンシャルは、どの国よりも高いとも感じている。
現状、マンツーマン中心と英語を第2外国語として習得したフレンドリーなフィリピン人先生というソフトパワーは中上級までの英語力を迅速に安価に身に着けるには日本人にとってはベストソリューションとも言っていいと思う。

それだけに今後の彼らの動向を見守っていきたいし、応援していきたいと思っている。



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留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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