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英国英語学校協会総会での日本の英語教育マーケットに関してのレポートの発表

先週、行われたEnglish UK(英国語学学校協会)の総会での私のプレゼンについて今回は書きたいと思う。


English UKの総会

各国の英語教育レポートのプロジェクトはBritish CouncilとEnglish UKの共同プロジェクトで、2年前から始まったものだ。

このプロジェクトは英国の英語学校が受け入れる学生の出身国について、人口動態、教育制度、経済状況、国内英語教育、留学動向、留学関連機関などについての情報を1冊のレポートにまとめ、英国英語学校がその国への留学生獲得のためのマーケティングをする時の参考にしようというものだ。

現在までに、スペイン、トルコ、イタリア、中国などが作られていて、今回は私が日本について、ヨーロッパのマーケティングの会社がロシアについてのレポートをまとめ、English UKの総会でお披露目の発表会をした。



English UK総会の概要はこちら>>>

今まで出た国のレポートは、その国のBritish Councilの職員やリサーチャーが作ってあったが、今回は光栄にも日本に関しては私が依頼を受けて制作をした。


ロシアのレポート制作者のPatric君と

日本とロシアのレポートについてはこちら>>>

下記が、そのレポートの目次になっている。

1. Preface
2. Background information on Japan

 2.1 General economic background
 2.2 Demographics
 2.3 Japanese education system
 2.3.1 Education system reforms
 2.4 Japan and English
 2.4.1 English at school
3. Globalisation
 3.1 The need for global human resources (GHR)
 3.2 Actions by the Japanese government
 3.3 Actions by corporate Japan
 3.4 Actions by Japanese universities
4. Study abroad trends in Japan
 4.1 Higher education institutions – study abroad
 4.2 Study abroad – English language
 4.2.1 English language study abroad trends – USA
 4.2.2 English language study abroad trends – Canada
 4.2.3 English language study abroad trends – Australia
 4.2.4 English language study abroad trends – UK
 4.2.5 Japanese university students study abroad trends
 4.3 Agents and training company comments
 4.4 Summary of Japanese student recruitment market trends
5. The current market for English language courses in Japan and abroad
 5.1 Background and market segments
 5.1.1 English language schools –Business English
 5.1.2 English language schools – hobby and culture
 5.1.3 English language schools – young learners
 5.1.4 E-learning
 5.1.5 Testing market
 5.2 Target countries for study abroad
 5.3 Funding study abroad
 5.4 Motivations for study abroad
 5.5 The buying process/marketing chain
6. Developing a marketing strategy
 6.1 University student market
 6.2 Junior high school and high school market
 6.3 Adult market
7. Potential partners in Japan
 7.1 Study abroad agents
 7.2 Travel agencies
 7.3 Corporate training companies
 7.4 Language schools
8. Gaps in the market
 8.1 Year-round on-campus English programmes
 8.2 English teacher training programme
 8.3 Business English programme
 8.4 Blended learning programmes,Advanced Business English Plus
 8.5 English programmes targeting participants of the Youth Mobility Scheme (YMS)
 8.6 Senior citizen English programme
 8.7 Building up brand awareness
9. Conclusion
10. Appendices
 Global Jinzai Development Type A and Type B Universities 2012.

計35ページにわたるレポートを今回English UKのメンバー校に配布したが、私の発表自体はそのレポートの概要を踏まえつつも、レポートには入れられなかったアベノミクスによる日本経済の回復の兆しや、TOEFLの大学入試試験化の可能性などについて、お話しさせてもらった。

日本とロシアはタイプが違う英語留学送客大国なので、対比も面白かったが、参加者が皆真剣に聞いてくれ、質問も多く出た。

この総会やレポートについての専門誌の記事>>>

今回のこの仕事は英国British Councilがメインになり、English UKと一緒に私に発注してくれたものだが、このように専門家にその国のマーケットをリサーチさせ、わざわざこの1時間のプレゼンのために日本やロシアから専門家を呼び、メンバー皆でマーケティングを考えていくという、その姿勢、実行力、戦略に感心するばかりだった。

日本の政府も2020年に30万人の留学生を日本で学ばせるという目標を掲げているが、どれだけ戦略的なリクルーティング活動の支援をしているのかは、相当疑問だ。そもそも大学と日本語学校との戦略的連携すらできていない

是非この英国のしたたかなやり方を参考にして、インバウンド・アウトバンドともに留学生の数を増やしていってほしい。

追伸:このレポートを作る上でインタビューにご協力いただいた、留学エージェント、企業研修会社の皆様に御礼申し上げます。








バハマの島で英語留学。EduTourismの可能性。

私のところには毎日海外の学校からメールや郵便物で多くの資料が届く。

今回紹介するのは、そんな資料の中から見つけたバハマ諸島のEleuthera島にあるIsland Language Collegeについてだ。




この南国の島で英語を学ぶというコンセプトが非常に欧米的で面白い。
一時日本でもフィジー留学が流行ったが、安く勉強するためのフィジー留学とこのIsland Language Collegeのコンセプトは全く違うと思った。

こちらの方はEdutourismの発想でできている学校と思うからだ。
どうも東アジア人は、勉強やビジネスをTourism(旅行や観光)とコンバインするという概念がない。

それに比べると欧米ではビジネスコンファレンスに伴侶を帯同したり、その後に観光を楽しんだり、エグゼクティブ向けに英語+ゴルフのプログラムがあったりする。

英語学習に関してもこのようなトロピカルな島で観光を楽しみながら英語を勉強するというコンセプトに惹かれるのだろう。
マルタ留学がヨーロッパ人に人気なのは、安さや近さだけではない、観光地としてのマルタの魅力が大きいと思う。

今回はそんなポテンシャルが大きいマルタに訪問できることになっている。
とても楽しみだ。

今後、日本人もこのような観光地でリラックスしながら楽しく英語を学ぶ留学をする人たちが増えてくるのだろうか?






マルタ共和国の学校視察に行ってきます

今月はBritish Councilの仕事でロンドンで行われる、English UKの年次総会にて日本人留学マーケットについてのプレゼンをしに行くと皆さんにこのブログだお伝えした。

せっかくロンドンまで足を伸ばすのだから、最近受け入れ留学生数を毎年大きく伸ばしているマルタ共和国に学校視察に行くことにした

丁度最近のICEF Monitor(業界人のためのニュースレター)でMaltaへの英語留学生の数が2012年は前年のプラス18.2%であったという記事を見た。
一番のお得意様であるEUの経済危機の中、2割近い増加は凄いと言ってよい。

日本人も少しずつ留学をし出している。今回の視察ではそんな留学生の動向と、リゾート型の英語学校やビジネスパーソン向けの英語学校などを見てきたいと思っている。

マルタにはFELTOMと言う英語学校の業界団体があり、そこの代表者にメールで学校視察をしたい旨連絡すると、私向けの視察ツアー(Famツアー)を手配してくれるとのことであった。

滞在は3日間のみだが、しっかり学校や街を見てきたいと思う。

この27年間で600校以上の世界の学校を視察してきた自称「学校視察オタク」の私にとっては、最近日本人留学生も増えてきたマルタは絶対に行きたいと思っていた国だし、欧米の英語留学受け入れ国で唯一私が足を踏み入れていなかった国でもあるので、とても訪問を楽しみにしている。





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留学仕事人

留学仕事人

留学プロデューサーとも呼ばれる。

「こうすればなれる留学カウンセラー」(リーダーズノート社刊)の著者

留学業界20年以上。世界の学校500校以上を視察。海外の業界紙や国際会議で日本の留学事情を発信している留学仕事人。日本だけでなく海外の留学業界事情にも精通。

何故か音楽も都市もソウル好き。往年のソウルダンサー。最近はサイクリングがマイブーム。愛車はコペン。

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